これから何らかの事情によって、静岡への移住を検討している人もいることでしょう。
とはいえ、UターンやIターンをする人の中には、住まいや仕事探しをゼロから始めなければならない、あるいは結婚や育児など将来のことが見通せないなど、何かと不安があるかもしれません。
こんな人々の移住をサポートするために、静岡の各自治体では様々な移住支援制度を設けています。

例えば伊東市には、夫婦どちらかが40歳以下で市内に住宅を取得する場合、一定の条件を満たすことで最大100万円を補助する、若者定住促進補助金制度があります。
この他にも藤枝市の子育てファミリー移住促進補助金制度や南伊豆町の空き家バンク制度など、静岡の各自治体では移住者の住まい探しに役立つ制度が豊富です。
仕事に関する移住支援でも、静岡の自治体では多彩な制度を設けています。
例えば伊豆市では、市内で創業する人を対象に、店舗や事業所の家賃経費、さらに市内施工業者による設置工事費について、その費用の一部を補助する創業者支援事業補助金制度を設けています。
これ以外でも掛川市では創業支援相談、富士宮市の移住者首都圏通勤支援助成金など、移住者の仕事につながる魅力的な制度を設ける自治体が幾つもあります。

移住後は結婚や子育てなど、将来のことも心配になるはず。
この点でも、静岡の各自治体では結婚や子育て支援に積極的に取り組む姿勢が目立ちます。
例えば掛川市の子育てコンシェルジュ事業では、専門担当者が子育ての悩みや不安を傾聴し、相談やアドバイスを行います。
また静岡市の結婚新生活スマイル補助金や熱海市の結婚新生活支援補助金ように、結婚に関する支援制度も充実しています。